パリ遊学エピローグ:パリの大改造はまだ終わっていない!2030年の実現を目指す「グラン・パリ計画」が今始まった!

現地で5泊6日という短い滞在だったが、朝から晩まで歩くスピードで気ままに散策で出会った風景の数々は「驚きと感動の連続」の連続だった。そしていかに未知の国への固定概念が多いことに気づく時間だった。

フランスは意外にもアナログの国で「ほのぼの、癒し路線の国」であったこと。パチンコや風俗営業の店などは中心市街地になく、代わりに公園や遊歩道、そしてメリーゴーランドがあちこちにあり、様々な人種の子供たちが交わり、楽しそうに遊んでいるシーンには、新鮮な驚きを覚えた。しかし、それも長期に住むと、嫌なところも見えてくると思うが、フランスでは課題に直視し、議論して改善策を講じているような感を受けた。

次に、今回の視察見聞で学んだ「パリのまちづくりの歴史」を紹介したい。
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パリ遊学:人と地球にやさしい最新鋭トラム(路面電車)に乗車!

5月の連休を少し利用して、「パリのまちづくりを遊びながら学ぶ」というテーマで、視察見聞に行ってきました。
●視察旅行期間:2012年5月5日(土)〜5月11日(金)/5泊7日
●パリ滞在:5泊6日

そのレポートの第1弾は「人と地球にやさしい最新鋭トラム」乗車体験です。

●視察日 2012年5月6日(日)

芝の上を最新鋭のトラムが走る。低床型で高齢者やハンディキャップを抱える人たちが乗りやすく、騒音とCO2排出量が少ない・・・・「人と環境にやさしい路面電車」に体験­乗車しました。乗車したのは、2006年12月運行開始の3号線(T3)で、『トラムウェイ・デ・マレショーTramway des Maréchaux(TMS)』と呼ばれる路線です。

車内はスペースが広く、自転車の持ち込みもOK!車の渋滞と公害に悩まされ続けたパリが打ち出した環境戦略の一つが最新鋭のトラムの整備。通勤の足として現在、一日10万­人が利用しているとか。パリ市民ばかりではなく、旅行者にとっても非常に乗り心地がよく、パリの街並みをほどよいスピードで楽しめるのがうれしい限りでした。
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