5月の連休を少し利用して、「パリのまちづくりを遊びながら学ぶ」というテーマで、視察見聞に行ってきました。
●視察旅行期間:2012年5月5日(土)〜5月11日(金)/5泊7日
●パリ滞在:5泊6日
そのレポートの第1弾は「人と地球にやさしい最新鋭トラム」乗車体験です。
●視察日 2012年5月6日(日)
芝の上を最新鋭のトラムが走る。低床型で高齢者やハンディキャップを抱える人たちが乗りやすく、騒音とCO2排出量が少ない・・・・「人と環境にやさしい路面電車」に体験乗車しました。乗車したのは、2006年12月運行開始の3号線(T3)で、『トラムウェイ・デ・マレショーTramway des Maréchaux(TMS)』と呼ばれる路線です。
車内はスペースが広く、自転車の持ち込みもOK!車の渋滞と公害に悩まされ続けたパリが打ち出した環境戦略の一つが最新鋭のトラムの整備。通勤の足として現在、一日10万人が利用しているとか。パリ市民ばかりではなく、旅行者にとっても非常に乗り心地がよく、パリの街並みをほどよいスピードで楽しめるのがうれしい限りでした。
現在、4路線が走り、パリ市内を唯一走るのが今回、乗車した「T3」。T3は、パリ市最南端の一般環状道路「ブルヴァール・デ・マレショー」を走る路線で、13区中華街のポルト・ディヴリーPorte d’Ivryから南西部にあたる15区のガリリアーノ橋Pont du Gariglianoまでの区間を運行しています。下記の地図の南側の赤い線上を走っています。
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日本も昔は路面電車、先進国でしたが、いつの間にやら車中心の社会に。しかし!富山県、熊本県はドイツやフランスの視察を通じて、最新鋭のトラムを導入しています。京都も復活を検討中とか。私の住む大阪なんて、車は全部、地下に走らせて、地上は人と自転車、路面電車にして、排気ガスや騒音のない遊園地のような街にすべき!と強く思うのであります!!!
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