季節を感じるお客様への手紙「10月編」

2014年9月撮影

京都・美山にて、2014年9月撮影。まだ夏と秋の間にという感じの風景です。

近年は、地球の温暖化が進んだからでしょうか、教科書通り、手紙やメールを書けない今日この頃です。 でも、そういう時にこそ、お客様の心を揺り動かすチャンスです。リアルタイムな季節感を表現して、文をしたためましょう。

★例えば、

  • 最近は地球も体調不良、CO2やメタンガスを吸い過ぎて秋を忘れたのでしょうか?私たちも体調に気をつけて、正しい食生活で夏バテを防止せねばと思う今日この頃です。

  • 季節は暦通りにやってくる!何て人間の思い過ごしですよね。季節のリズムを壊しているのは有害物質をまき散らしてきた人間と思うと恐くなります。 当社でも省エネ、省資源、リサイクル活動がようやく定着してまいりました。そうした小さな活動の輪が広がれば、地球の機嫌も少しは直ってくれるかも知れませんね。

  • 季節が暦通りやって来ないと、逆に自然界へのありがたさが増すものです。今年の秋が満ちた時、自然の恵みへの感謝の念が深まるに違いありません。読書の秋、行楽の秋、そして味覚の秋・・・というわけで、当店では「秋の恵みに大感謝キャンペーン」を開催いたします!

などと、マイナス要素を逆手にとって、プラス志向に変えてPRしていく文章を考えましょう。 それでは、10月の文章例を紹介します。参考にしてください!

■季節を感じるお客様への手紙「10月編」


秋桜日和~秋満ちて心癒される季節ですね

拝啓 ようやく秋めいてまいりましたね、○○様におかれましては秋の楽しみのご準備を始められたいるのではとお店のみんなで丁度話し合っていました。今年のように夏がいつまでも長引きますと秋への感謝を増すものですね。

さて、先日の休日に花屋さんに立ち寄ったら、コスモスのアレンジメントフラワーが飾られていました。10 月の誕生花は「コスモス」なんだそうです。あまりの可憐さに家にネットで帰ってあれこれと調べたら、花にまつわる四方山話のサイトを見つけました。

コスモスは日本語では「秋桜」。スペイン語「cosmos」、中国語では「秋英」または「可思莫思花」。可思莫思花とは、「思うべし、思うなかれ」と言う意味があるそうで、清楚にけなげに咲く可憐な花への想いが伝わってきますね。

秋の夜長、こんな風に自分の好きなコトを調べていくと少し賢くなったような気がします(笑)。ちなみに秋桜の語源は、ギリシャ語の「Kosmos, Cosmos」で「秩序」「飾り」「美しい」~星がきれいにそろう宇宙・空間という様を「cosmos」をと表現したとか。 こんなロマンチックな気持ちになったところで、秋の花を見に旅に出掛けたくなるのは私だけでしょうか。

秋満ちて旅心開く季節、日本を北へ南に旨し、美味し風景に出会いに気ままに出掛けるのも粋、カナダやヨーロッパの哀愁漂う風景もいいですね。○○様の秋の装いにおすすめしたいバッグや小物類が入荷いたしました。私たちが心を込めまして、○○様だけのお洒落をコーディネートいたします。どうぞ、お気軽に当店にお立ち寄りくださいませ。

敬具
平成 00 年 10 月吉日
○○支店 ○○ ○○

■季節の言葉(例)

季節の言葉 メッセージのコピー例
10月の言葉
1.季語
 紅葉、銀杏散る、山粧う、鰯雲、秋風、秋深し、啄木鳥、露、秋の暮、そぞろ寒、松手入れ、蘆刈、敗荷(やれはず)、露霜、木の実落つ、菊人形、夜学、稲架(はざ)、秋祭、落し水

2.生き物たち
 鹿、虫、渡り鳥、鰯、秋刀魚、鮭

3.植物
 団栗(どんぐり)、茸(きのこ)、木犀、芭蕉、枝豆

4.旬
 栗、通草(あけび)、柿、葡萄、石榴、無花果、林檎、新酒、新蕎麦、松茸
 アマダイ、イワシ、サケ、サバ、サンマ 新米、新ソバ、レンコン、マツタケ、  
 ギンナン、栗、イチジク、柿、ザクロ、リンゴ、月見団子、ハロウィンのお菓子

5.行事
 体育の日、伊勢神宮・神嘗祭(10月15日~10月25日)、えびす講・誓文払い(10月20日)、時代祭(10月22日)、ハロウィン(10月31日)

初冠雪
雪が山頂付近に積もり、白く見えることを冠雪。夏が終わったあと、山麓の気象台や測候所か ら初めて見えたときを、その山の初冠雪といいます(気象庁)。と書いてありましたが、私たちのショップからは見せないのが残念です(笑)。

ちなみに、日本で一番早い初冠雪は、北海道旭川の最高峰2290メートルの旭岳で平均で9月末で紅葉と雪景色を一度に見ることができ、訪れる人の目を潤しています。富士山の初冠雪平年日は10月1日で「富士山に早く雪が降ると、里の雪が遅い」という諺をあるとか、季節の事象を生活と密着させている日本人の暮らしぶりは情緒がありますね。

誌をモチーフに
お客様、一つの言葉で旅に出掛けたくなることはありませんか?私も先日、「あたらしき心を求めて名も知らぬ街などを今日もさまよひ来ぬ。石川啄木(一握の砂)より」という詩をある雑誌で見かけて俄然、旅への衝動にかられました。

知っているところもいいですが、予備知識もそこそこに見知らぬ街並みで見知らぬ人々と出会い談笑、そして地の美味しいものをいただく、あ〜堪りませんね〜。お客様はいかがですか。調べていくか、調べずに心を無にして行くか、まあ、どちらの旅も甲乙つけがたいです。

鶴来る
秋と言えば、鶴がやって来る季節ですね。聞くところによれば、鶴の飛来で有名な鹿児島県出水市では、平均して10月16日にやって来るとか。

シベリアより 1万羽あまりのナベツル、マナヅル、クロツルなどが冬を越しにやって来るそうで、その様は雄大かつ優美でしょうね。秋は初冠雪に葉が色づき、鶴の飛来と、風流な自然イベントが多いですね。

流れ星(俳句では秋の季語)
満点に輝く星を眺めてしばし、幻想の中へ。そんな気分になるほど忙しい今日この頃。気分だけでもと調べてみれば、流れ星は秋の季語とわかって、驚きました。

オリオン座流星群、しし座流星群のほか、多くの流星群が見られるからだそうです。ついでに、「流れ星」の別名も調べてみました。「婚(よばい星)」、「嫁入り星」、「縁切り星」、「遊び星」と男女の生活に密着した呼び名が多いことに愕然!私は「嫁入り星」を見つけたいものです(笑)。なになに、「君、忙しかったのでは?」・・・あっ、そうです、失礼します。仕事に戻ります(笑)。

紅葉
朝の最低気温が8度前後になると葉が色づきはじめるそうですね。今、温度計を見ると28度・・・まだまだ20度の差、これを埋めるには幾年月待てばいいのでしょうか(笑)?あ〜休みを取って紅葉真っ盛りの北海道にでも行こうかな〜?それともカナダ・・・と思いつつ、仕事に戻りまする。
山笑う
晩秋になって紅葉し、山が赤や黄色に彩られると笑っているように見えるとか?本当でしょうか?都会暮らしだと、自然のイベントを直ぐに確認できないのが残念です。山のお近くにお住まいのお客様、今の山の表情をお知らせ下さい!
10月の挨拶言葉
仲秋の候、秋冷の候、名月の候、紅葉の候、うそ寒の候、朝寒の候、肌寒の候、時雨の候、冷気の候、秋雨の候、わくら葉の候、燈火親しむの候、天高く馬肥ゆる秋
●天高く馬肥ゆる秋、ますますご繁盛のほどお喜び存じます。
●うららかな秋晴れが続いておりますが、
 お客様におかれましてはおかわりございませんでしょうか。
●虫の声が秋を思わせるこの頃、
●そよそよと吹くこの涼風、いかがお過ごしでしょうか。
 日頃はご無沙汰のみいたしております。
●新涼のみぎり、いよいよ旅のベストシーズンがやってまいりました。
●澄み渡る秋、ますますご清祥の事とお喜び申し上げます。
●虫の声が秋を思わせるこの頃、お変わりございませんでしょうか
●秋晴れの日が続く今日この頃、皆様にはますますご健勝のことと

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