2011年4月23〜25日まで九州レトロ列車の取材旅行に出掛けてきました。
その時にGoogleマップを活用して、旅の行程を記録したわけですが、これは「営業活動にも使える!」 なと、思った次第ですので紹介します。
もう、知っている人には面白いこともなんにもないわけですが、まあそう言わずに「この使い方はイマイチだな」とか「お〜こういう使い方もあるのかな?」と思いながら、どうぞご覧ください。

いわゆる、旅行に出掛ける前は左の図ように白地図に近いわけですね。
そして、時刻表を調べたり、各スポットの見どころをピックアップしたり、宿の予約をしたりして旅のスケジュールをつくっていくわけです。
私はある程度、自分で調べた後、旅のプロ「JTBなんば支店」で旅のプランニングと予約をお願いしました。忙しい時はこれが一番早い!

この過程で旅への期待が膨らみますが、この段階では想像、いわゆる営業用語でいえば、「仮説段階」というわけです。

それが、旅を初めてGoogleマップに旅の記録をしていくと、
●思った以上の出会い、感動があった
●想像したよりは、面白くないな〜
●予想以上に疲れたワイな
などと、「想像したことの真実」 が明らかになっていくわけです。
これは営業用語で言えば、「仮説検証」ですね。

下記は旅を終えた時点での、Googleマップに記録した私の旅のデジタル情報の記憶です。
下の地図のアイコンをクリックしていってください。私がiPhoneで撮影した写真や映像、出会った風景で感じたことがコメントとして記録されています。


より大きな地図で 九州レトロ列車の旅(SL人吉、はやとの風、いさぶろう・しんぺい) を表示

その上、iPhoneなら撮影した写真や映像の日時・場所がGPS機能で記録されていますから、大変便利です。

出張から帰ってきた時点、あるいは帰社後、1日もあれば、「取材報告マップ版」ができているわけです。写真と映像付のレポート、その上、地図付!
こんな報告をすれば、クライアントから喜ばれるわけです。しかも、出張後の2日後には報告しているわけです。


営業活動もこのプロセスと同じではないでしょうか?ある地域のあるターゲットの新規セールスや拡販を任された。この状態は私が南九州へ行く前と同じ状態です。
それが実際に九州に行き、見て聞いて感動したことを記録していくことで、
●九州の新たな感動、素晴らしさを発見した
●その感動を第三者と共有できる
●そして、その感動と同じような体験を効率よく巡れる旅を提案できる
という「行く前とは全く違う、新たな活きた情報が私の脳内・体内・ノウハウ」を身に付けることができたわけです。

これは営業活動も同じです。
●想像した以上にこのエリアはポテンシャルが高い!
●ポテンシャルの高い顧客を他社に囲い込まれている
●自社のセールス活動は、訪問回数と質においてB社に負けている
●B社は訪問だけではなく、地域のイベントに協賛したり、交流会に参加したりして存在感を高めていた
●地域交流も盛んでいろいろなイベントがある、それを活用したCSR型販促をしよう!
など、地図だけではわからなかった情報が、自分・部署・社の活きた情報として共有できるようになるわけです。

ザッと書きましたが、いかがでしょうか?Googleマップの機能をセールス活動に活かしてはどうでようか?
Googleマップの使い方は
●URLを非公開にできるので、安心です。
ただし、社内の情報セキュリティや情報モラルを遵守する必要があるため、セキュリティ企業や社内の専門部門と対策を講じる必要があると思います。
この辺りは私は専門外ですので、このGoogleマップが企業として使えるかどうかは不明ですが、セキュリティをクリアできれば、素晴らしい機能だと思いました。

同じように、今年(2011年)にバルセロナを旅した時の記録もGoogleマップに記録しているので、よろしければご覧ください。

より大きな地図で バルセロナ街遊び March, 2011 を表示

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