会場となっている「元・立誠小学校」

「まなびやとは2010 京都」を見学してきました。

イベントの期間は2010年10月21日(木)〜11月15日(月)11時~19時で

場所は「元・立誠小学校」。今は廃校となった小学校を文化の拠点として蘇らせようというイベントです。

イベントプログラムはご覧ください。

イベント会場になっている立誠小学校の住所は「京都市中京区木屋町通蛸薬師」〜木屋町の高瀬川沿い。先斗町、祇園にも近い京都随一の文化と歓楽、 「学び」と「交流」、「堕落」が混在する不思議空間のヘソにある「元・学舎」です。アーチ形の玄関が粋ですね〜。鉄筋コンクリート造4階建てです。こんな 素晴らしい建物をそのままにしておくなんて!しのびないというのがこうしたイベントの発想の素なのでしょうね。

さて、どのようなイベントが催されていたか?私の行った日は「サルサ・ハロウィーン」が行われていました。

小 学校内はこんな感じです。創設は1928(昭和3)年というから、建物内はかなりレトロ。設計は当時の「京都市営繕課」というから、役所の企画としてはか なり粋。大正から昭和にかけてのレトロな建物は大阪や神戸に多く残っていますが、現在の近代建築物に比べて、ハイカラなデザイン、頑丈で重厚な構造だった んですね。会場のハロウィーンパーティの入口の上には「思い出の学校生活」という看板が・・・廃校になった時に記念に造られたのでしょうね。

立誠小学校の会場風景を撮影したのですが、携帯ビデオと撮影者がド素人で下手なのですいません!ちょっとは勉強いたします!

という話は置いておきまして、会場内にはカフェもあり、シシカバブや魚屋の屋台、カクテルバーがあると思えば、茶会が催されていたり、美術・彫刻展も多彩。日韓現代美術交流展「旅の空」という展示は日本・韓国の新進気鋭のアーティストによる
滞在型ライブでイラストや陶芸などがリアルタイムに制作されていてかなり興味深い催しですよ。ほかに『天ぷら美久仁』の懐かしのマッチ箱なども展示されていて、ほのぼのするイベントでありました。

イベントのほうと言えば、まさに古今東西のカルチャーが一同に集うという感じです。「古代体験と土器にふれよう!」「人と身体と、自分に向き合う4日間(体育系イベント)?」「アフリカンな夕べ」「ご近所さんコンサート」などワールドワイドなメニューが目白押し。

私が行った日のメインイベント「サルサ・ハロウィーン」には何と「京大・サルサ倶楽部」がパフォーマンスを披露していてビックリ!!京大にサルサ倶 楽部があるのですね?!理論的かつ緻密に練習しているのでしょうね、きっと。でもパフォーマンスは若者らしい、爽やかな感じを受けました。それと会場には 仮装している人もチラホラ。でも開催が昼間なので夜のパーティに比べて少々控えめだったかも?

下記の映像はサルサ会場の風景です。おじさんもおばさんも、プロレスラーや客室乗務員もいらっしゃいました。映像にはいませんが、マイケル・ジャク ソン?てな人もいましたよ。いずれにしても、老若男女が気楽にダンスに挑戦できるサルサはいいですね〜。ダンス通から見るとレベルが・・・? サルサが未 知の人には???の風景だと思いますが・・・。厳格なルールが多い社交ダンスやタンゴ、普通の運動レベル・音楽性・柔軟性ではチャレンジ不可能なバレエと は違って、誰でもすぐに踊れるサルサはGoodです。ちなみに私はヴィジュアルが?ですので、登場しておりません。とてもダンスをする風貌ではないので、 すいません。

いずれにしても、こうした文化イベントを企画・運営している市民団体「京都アートカウンシル」という団体は尊敬に値すると強く思いました。こういうイベントを定期的に開催して欲しいと思います。頑張ってください!

私の仕事は企業の商売繁盛を応援する業務なのですが、こういう文化イベントに参加するたびに「売らんーかな」の態度、「買ってください!」「お得の連呼」ではモノが売れない時代になっているのだなと感じます。

いくら安くても、お得でも「必要なものは要りませんよね」。販売促進を企画する時にクライアントから「お得」という言葉を入れて欲しいと言われるた びに、そんなにお得が好きなら「買わないのが一番お得ですよ!・・・とお客様に言え!」叫びたくなります。そんなことを言ったら、その企業・商品はTHE ENDですが・・・!

何が言いたいかと言えば、「買い手にとって本当に価値あるもの」「心に響くモノ」「楽しくふれあえるコト」であれば、投資をする顧客がまだまだ多く 居るということです。そうした投資してもOK!という商品やサービス、楽しいイベントを企画・実施しているか?と自分にも跳ね返ってくる発想を得た「まな びや 2010」のイベントでした。

 

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