京都駅の美術館で開催されている「デヴィッド・ボウイと京都の風景」を記録した写真展に行ってきました。AKBをはじめとして、最近の音楽シーンの稚拙化に辟易していた私にとって、わが青春の蹉跌時代のグラムロックのヒーロー=デヴィッド・ボウイは格好良かったね〜!と改めて再認識した次第です。
展覧会の正式名は「時間~TIME BOWIE×KYOTO×SUKITA 鋤田正義写真展」で、京都伊勢丹の7階で5月5日まで開催しているので、1960年〜1980年代に青春だった方々、さらにリアルタイムに音楽を聴いたことのない若い方にもお勧めです。
※2021年4月25日から緊急事態宣言が始まるため、中止または延期になるかもしれませんが…。
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そして、写真展の鑑賞後、ふと思い立ち、その写真展で紹介されていたデヴィッドボウイが立ち寄ったスポットをめぐってみました。全部ではないですが、下記のマップに記載したスポットを延べ2日間で訪ね歩いたのであります。
まずは、南禅寺・蹴上あたりのスポットを紹介します。
南禅寺・蹴上あたり
「蹴上ねじりまんぽ」から「蹴上インクライン」「南禅寺水路閣」へと、新緑に映える明治時代の文明の遺構は時空を超えて楽しめる散歩道。しばし、喧噪を離れて人類の英知と自然の調和を楽しめたのであります。
蹴上ねじりまんぽ
蹴上インクライン
南禅寺水路閣
南禅寺水路閣
蹴上ねじりまんぽ
南禅寺水路閣
■訪問したスポット
1 | 蹴上ねじりまんぽ | 地下鉄東西線「蹴上」駅から徒歩約5分、南禅寺へ向かう途中にある、明治21年に完成した、長さ約2メートルのトンネル(まんぽ)。 |
2 | 蹴上インクライン | 南禅寺の近くにあり、全長582mの世界最長の傾斜鉄道跡で、高低差約36メートルの琵琶湖疏水の急斜面で、船を運航するために敷設された傾斜鉄道の跡地。1891(明治24)から運航し、舟運の衰退とともに1948(昭和23)年に役割を終え、現在はその廃線跡は京都市の文化財に指定されている。 |
3 | 南禅寺水路閣 | 琵琶湖疏水の分線(蹴上以北)にある水路橋で1888年(明治21)完成。南禅寺境内を通過するため、周辺の景観に配慮して田辺朔郎が設計、デザインした。全長93.2メートル(幅4メートル、高9メートル)レンガ、花崗岩造り、アーチ型橋脚の風格ある構造物で、静かな東山の風景にとけこんでいる。 |
4 | 可楽庵ウェスティン都ホテル京都 | ボウイが愛した茶屋。現在はウェスティン都ホテル京都に移築されており、茶席体験もできる。 |
5 | 旧「桃源洞」-ヴィラ九条山 |
デビッド・ボウイがたびたび足を運んでいた同じ「DAVID」という名を持つ謎めいた東洋美術家の邸宅跡。跡地にはヴィラ九条山というフランスのアーティスト・イン・レジデンス施設となっている。
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近江 隆/オウミ タカシ
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