今回の東京オリンピックのエンブレム問題で、浮き彫りになった著作権問題とパクリ問題。

各回の識者、ネット民、マスコミと多種多様な批判、論評、同情、擁護が飛び交っていますが、自分自身は「パックったことがない!」と言い切れるでしょうか?!

そこで、思い出したのが、BEGINの「でーじたらん」の歌詞。

その歌詞の1フレーズに注目!
●引用はじまり
足るよ足るよ〜 デージタル
唄を聴くならデージタル
ダウンロードはフリーウェイ、ポッド・パッドで夢心地。
誰かの物は俺の物

●引用終わり

そう!

誰かの物は俺の物

この唄が作詞・作曲されたのは、2010年頃〜時代を先取りして、世の中の動きを鋭く捉えていますね!

紹介した歌詞のフレーズは下記でご覧いただけます。

しかし、本稿でこうして紹介しているのも著作権侵害!?
でもYouTubeには、「共有ボタン」があり、拡散を推奨しています。
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これって、YouTube自体が、Beginや作詞・作曲した「ちゅんなーや」さんの許諾を得ているの?著作料を支払っているの?・・・などと、心配してしまいます。
逆にパクって、YouTubeに掲載した人が、報酬をいただいていたりして?!

どこまで、権利を侵害し、侵害していないのか?・・・ますます混乱!・・・私自身、訳わからんわ!・・・という感じでカオス!

ところで、話は戻りますが!
こういった具合に、「パックって、パクられ時代に」、意識・無意識は別にして、無罪という人は幾人いるでしょうか?!

私は自信がありません。盗作を鋭く批判している人も、無断で他人の画像を転用、文章を引用しているわけですし(これはパクリでないかも?)、YouTubeで著作権侵害の画像や音楽を鑑賞していない人も希少価値の時代に、「パクリ疑惑“ゼロ”」の人は、ほぼ“ゼロ”と言っても過言ではないでしょう。

パクってパクられで一番、損害を被っているのは、実はミュージシャンではないでしょうか?

その昔、ネットなどなく、レコードやCDを購入するほか、音楽を楽しめなかった時代。テレビやラジオの音源を録音、または友達にCDを借りて録音という手段がありましたが、多くの善良な市民は、大好きなミュージシャンのCDは購入していたことでしょう。

それが今や、YouTubeは無料、しかも不正にアップロードした画像・音源だらけ。AppleのiTunesではシングルなら、一曲250円均一。おまけに、音楽聴き放題・ダウンロードし放題の定額音楽サービスがメインストリームになりつつある時代に、ミュージシャンの印税は激減していると聞きます。

定額音楽サービスやネットで楽曲を購入する善良な方々を除いて、不正に音楽をアップロード、ダウンロードする人たちに、「何も創作しない人たちに、クリエイティブ作品を非難されたくない!」〜という佐野研二郎さんの声が聞こえてきそうです。実際に彼は、ネット民の誹謗中傷でエンブレムを撤回したとコメントしています・・・自分には非はないと断言しているのもどうかと思いますが・・・!上から目線ですね。

■まとめ
佐野研二郎さんの件は、置いときまして、
低額、あるいは映像や音楽を楽しめたりするのは、デフレ時代に歓迎すべき事ですが、「音楽=儲からない」という感じで、優秀なミュージシャンが出てこなくなることを危惧します。

さらに、拡大解釈すると、デジタル時代になって、ペイントソフト・写真レタッチソフト以外のワードやエクセルでも一億総クリエイターになれる時代。「これくらいなら、俺でもデザインできるぞ!」とばかりに、画家・イラストレータ・デザイナーへの批評がより厳しくなる。

また、画像検索で、「この作品はパクっているのか?」などと、すぐに検索できる時代。

クリエイター不遇の時代に突入しているのかしれません。

さらには、発注側にも「これくらいなら俺でも作図できるぞ、このクリエイターたいしたことないな!」と値切ってくる担当者もいたりして、クリエイティブ料がデフレになっているとも聞きます。

が!しかし!こうした厳しい環境を切り抜けて、新たなクリエイティブを創造するクリエイターが登場することを期待します!

■Postscript(IT用語ではなく、追伸のほう)
無償サービスや低額サービスで、私たちがいただける恩恵は計り知れないが、儲けている方はほんの一部。つまり、サービスを提供する企業家の「ひとり勝ち!」。

国家予算くらいの報酬を得ている勝ち組を喜ばすために、無償や低額サービスを享受する私たち。何か、腹立つな〜。

日本をはじめ、中産階級が平等に富を分配できた1970年〜1980年代が懐かしい〜!

今やブルジョアや貴族など、一部特権層が支配していた中世に戻りつつある〜それを食い止めるために、頑張りましょう!
でも、どうすれば良いの(^_^)

■ブログ執筆者 近江 業務案内

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