サルサって何なのでしょうか?周りのサルサが趣味の人やサルサの先生に「サルサって何ですか?」と尋ねてみてください。
すると、それぞれが違う回答をするのに驚くことでしょう。前述しましたがラテンアメリカで料理の調味料の総称でもあるサルサ(salsa)はソースという意味の通り、その国の文化、ライフスタイル、音楽トレンドをブレンドしながら、もの凄い勢いで進化・変化しているからです。
その進化は料理が日々、変化しているのと同じだと思います。
踊りのスタイルもキューバンとLA(主に1拍目からステップを踏む)とニューヨークスタイル(主に2拍目からカウント開始)と大別して3種類ある上に、インストラクター独自のスタイリング、ダンスの技を開発しているため、ある先生にサルサを習っている生徒が違う教室の生徒と踊ると、「踊りにくかった」という声もたびたび耳にします。
下記の図で行けば、キューバンとLAは主に1拍目からステップを踏む始め、ニューヨークスタイルは主に2拍目からステップを踏み始めます。ツク、パク・・・という音は、コンガの音です。
しかし、サルサの発展は国の文化や音楽的背景の違い、インストラクター同士の健全な競争心で育まれ、国や先生の数だけスタイルが存在しているから楽しいのです。
経験者なら、通っている教室、目指しているサルサ流儀と異なるスタイルの人たちと踊る機会があれば、まずは感じてみましょう、相手のリズム感、経験度、技の成熟度を。
そして、相手が1拍目でステップを踏み始めているか、2拍目で始めているかを感じることが大切です。
ダンスはコミュニケーションです。相手の踊りに合わせる思いやりが重要です。特に貴方が女性なら、自分が習っているサルサのスタイルと少し違うなと感じでも、一歩下がって男性のリードに合わせましょう。
初心者なら、
- まず、教室に通う!ダンスの自習はほぼ不可能!特に中高年なら無理!と断言できます。
- 日頃からサルサのCDを聞き、サルサのリズムに慣れ親しむ
- そして知り合いのサルサ経験者と一緒に踊りに行く
- サルサ関連の映画を見て最高レベルのサルサダンスシーンを目に心に焼き付ける
- 海外旅行の際にサルサクラブに行く、キューバにサルサ短期留学をする
など、好奇心を旺盛にして自分が日本人であることを忘れ、ラテンのリズム、ライフスタイルに恋することが、サルセーロ(サルサ好きの洒落た人)になるための秘訣です。
相手が1拍目から始めようが2拍目から始めようが関係ない!
心を広くしてパートナーのレベル、気持ちを感じてみてください。相手に合わせて踊ろう、会話しようとする姿勢があれば、楽しくなります!サルサには心の国境がないのです。
顧客と企業を心でつなぐマーケティング・プランナー
株式会社ビジネスラボ
近江 隆/オウミ タカシ
公式サイト https://blab.jp/