その6 :「生國魂神社」大阪市天王寺区生玉町13-9
■生國魂神社(いくくにたまじんじゃ)
地元では「いくたまさん(生玉さん)」と呼ばれる。生島大神・足島大神を主祭神とし、相殿に大物主大神を祀る。
大阪では知らない人がいないくらい有名。『日本書紀』に孝徳天皇即位前記(7世紀中頃)には難波宮造営の際に『生國魂神社の樹を切りたまふ・・・』と記されるほど、歴史のある神社。
夏祭り(7 月11 日~ 12 日)、「薪能」(お盆の頃)、彦八まつり(上方落語のまつり、9 月第1 土曜日と日曜日)など、芸にまつわる祭りが多い。というのも境内に近松門前門を奉る「浄瑠璃神社」があり、芸能上達の神様として全国各地から芸人がお参りにきているらしい。絵馬を見るとピアノ、バレエ、落語などの上達祈願が多かった。私もここには月に1 度は参拝に・・・。
何故なら、商売も芸の一つと考えるからであります!
船宿の「天満八軒家船着場」にあったもので、万延元(1860) 年の銘がありました!何と、ここは湾だったのです。