光ある所に影がある
まこと栄光の影に数知れぬ忍者の姿があった
命をかけて歴史を作った影の男達
だがひとよ 名をとうなかれ
闇に生まれ 闇に消える
それが忍者の運命(さだめ)なのだ
アニメ「サスケ」の冒頭ナレーションより
若い世代の方には全く???だらけのセリフですが、アニメ「サスケ」(原作:白土三平, 1968年より全29話,TBS系列で放送)より YouTube画像はこちら
それはともかく、注目ポイントは「光ある所に影がある」という名言だ。
連日凄まじいほど連呼される“AI”や“Robot”をはじめ、未来の技術群やサービスには、 ”光ある明るい未来“を照らす一方、必ず”暗い影“が表裏一体で潜んでいる。そう、AIは膨大な電力消費量と騒音などの危険性が潜み、本当にそんなに需要があるのか?という疑問も生じる。しかしながら、そうした生まれてくる課題に対して、新たなソリューションやビジネスチャンスが生まれてくるのも必然の流れ。今号は今ある危機とそれらを解決するテクノロジーやビジネスモデルの大予測をまとめてみました。
別にネットや書籍などで調べれば出てくる情報ですが、私の職業上、情報を整理してまとめるのが得意なので、情報を公開することにしました。
その1は未来予測の全体像(コンセプト)です。
現在の影
地政学リスク
近年、このリスクは急激に高まっている。ロシア・ウクライナ、イスラエル・パレスチナ紛争をはじめ、ミャンマーや南米・アフリカの一部の国での独裁政権による民衆への弾圧、中東の紅海航路の治安悪化など。加えて、トランプ関税や米中貿易摩擦、サイバー攻撃の脅威など、リスクは枚挙にいとまがない。それらの要因は複雑にからみあい、金融市場の変動、エネルギー・食料価格の高騰、サプライチェーンの混乱などを引き起こしている。このリスクは企業や市民だけでは対処が困難。政府・外交、国際機関の責任は重い。
地球温暖化
地球温暖化により気温や海水面が上昇し、洪水や干ばつ、食料不足、生態系の変化などが引き起こされる。また、屋内のCO2濃度が高くなると、頭痛や眠気、集中力の低下といった人体への悪影響も生じると言われていることは、もはや周知の事実だが、トランプ政権では温室効果ガス排出規制を緩める政策を推進。気候変動対策がアメリカ経済に不利益を与え、化石燃料の活用を促進すべきだという政策を推進するなど、世界カ国の足並みが揃わない状態。また、化石燃料からの脱却も遅れており、先行きは不透明だ。
人口問題・所得格差の拡大
人口が爆発している国、日本のように少子高齢化が深刻に進んでいる国ではリスクが異なるが、人口の増加は食糧危機を招き、少子高齢化は働き手の減少を。高齢化は医療費・社会保障費の増大を招き、国家を揺るがしかねないリスクとなる。特に日本では高齢化による単身世帯増加や若年層・中年層における非正規雇用の増大、都市と地方の二極化が主な要因で、教育・雇用機会の不平等、貧困の連鎖、社会の分断を深刻化させ、少子化や社会保障への影響も懸念される複雑な問題で解決のハードルは高い。
そして、その影を解決する糸口となる光
今ある危機の解決策として期待されているのは5つの分野 - それらが果たして、地球の危機を救う一助となるのか?
【1】AI・ROBOT革命
【2】環境・エネルギー革命
【3】医療・ヘルスケア革命
【4】食革命
【5】交通・インフラ革命
次回より、上記の5大テーマの概要と関連する日本企業を中心に紹介していきます。

顧客と企業を心でつなぐマーケティング・プランナー
株式会社ビジネスラボ
近江 隆/オウミ タカシ
公式サイト https://blab.jp/
