ブログのデータベースが消失したので、この1ヶ月間で過去のキャッシュを探りながら、復活作業をしているのですが、これは今でもタメになる!と思い、再度、最新記事として、紹介します!

書いたのは、2011年11月11日です。
アメリカン・エキスプレスのサイトで興味深い記事”5 Things Entrepreneurs Can Learn From Steve Jobs”という記事がありましたので、紹介します。
*出所:http://www.openforum.com/articles/5-things-entrepreneurs-can-learn-from-steve-jobs

簡単に概略を紹介しますと、バリバリの意訳ですので、ご容赦を!それに私の見解も入ってます!英語が得意な方は上記の原文をお読みください!すいません!

Empathize(感情移入)
消費者ニーズを絞り込み、全身全霊でユーザーフレンドリーな商品を開発すること。

これはiconであったり、iMac、iPod、iPhoneなどすべての商品が直感的で使えますよね。Steve Jobs氏は自分を消費者の代表者として、社内にその精神を浸透させた。

Focus(焦点)
販売する商品を絞り込め!

Steve Jobsが(1985年に追放された)職場に復権した後の1997年。デザイナーのプロユースに「デスクトップMac」、一般消費者に「ラップトップMac」の2タイプのモデルに絞り込み、プリンター部門を売却、ニュートン(当時の最先端の携帯情報端末)を製造・販売中止を決定。また、1年後、ジョブは3,000人以上を解雇〜会社のバランスシートを改善した。

Impute(良質なデザインへの転嫁)
いくら良い製品・技術を保有していても、視覚的な効果(製品デザイン、外観)を最上級にしなければ、ジャンクな製品になってしまう。

アップル製品のパッケージングからアップル・ストアの外観・内装まで上質なデザインマネジメントがなされていることからも、その重要性が伺える。私もiMacのデザイン性、パッケージのお洒落さ、付属のコードまでお洒落に包んでいる留め具まで、その繊細さにはいつも感心しています。

Draw inspiration from outside your business(業界の外からインスピレーションを獲得せよ!)
Steve Jobsはビジネスマンというより、芸術家だった。
 ビル・ゲイツとラリー・エリソンのような産業同時代の人ではなくビートルズおよびボブ・ディランからインスピレーションを引き出していた。建築家のマリオ・ベッリーニ、映画監督のベルナルド・ベルトルッチ、フィアットのスザンナ・アニェリのようなイタリアスタイルから多く学んだ。それはボタンひとつのデザインにまでその精神が活かされていた。
「ボタン」の詳細については言及されていないが、たぶん、その代表例としてはiPhoneの画面上のアイコンだろう。従来の携帯電話のボタンは消え去り、アイコンのボタンだけ並べるという、とんでもない発想はIT業界の発想ではなく、ミュージシャンやデザイナーなど、クリエイター的な発想が源となっていたに違いない。

Don’t focus on the money(お金ばかり追い求めるな!)
金儲けより、より良い会社、製品を開発し続けることに情熱を燃やそう!

Steve Jobs氏の自宅は洒落た家だったが、大邸宅ではなかった。それは彼がお金を儲けるために仕事をしているのではなく、より良い会社、製品を開発し続けることに情熱を注いでいたからだ。そして「単にそれらを売るために会社を設立した人々」を軽蔑していた。


いかがでしょうか?私たちビジネスに関わる者にとって、経営者、製品開発者、営業・・・とポジションは異なれど、多くのヒントが潜んでいるのではないでしょうか?!

私はSteve Jobs氏と比べて何億万分の一、銀河宇宙の欠片くらい、天文学数字的の差で遥かに凡人で小市民ですが、大いに刺激を受けました。特に「自分の業界の外からインスピレーションを獲得せよ!」というメッセージは特に心に響きます。

これはかの有名なマーケティングの神様ピーター・ファーディナンド・ドラッカー(Peter Ferdinand Drucker)氏も言っています。
●多くの産業人やビジネスマンは自分の業界、自分の仕事ばかり見ようとしているが、実はその外側にこそチャンスが多く潜んでいるのだ。
●一般的にマーケティングでは自社の製品を愛するファンの声ばかりに注目しようとしているが、
真のマーケティングとは、自社の製品のアンチファン、自社に見向きもしない非ユーザーの動向を研究し、顧客として取り組む方法を考えるべきだ。

有名・無名、これから成功者になりたい方も 有名にならなくても人生を豊かに楽しく過ごそう!という方にも心に響くメッセージではないでしょうか。職業人にとって人生の大半は仕事の時間です。それが全くつまらなければ、人生は地獄とは思いませんか!!!

仕事が「詰まっていますか?」=「詰まっていないから・・・つまらない」のですよ!・・・とは、今東光さんがその昔、よくおっしゃっていました今の若い人は知らないかな?(笑)。

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