■私感
しかしながら、こうした流れは一朝一夕には是正できないでしょう。何故なら、これは生態系の摂理というものかもしれません。富と権力が支配する者たちがさらにそれを強固なものにするための本能。しかも権力と金を握っているのですから、私たち小市民よりも国家をコントロールしやすいわけです。

プラス!20世紀後期から始まったフランチャイズや一部の寡占化による弊害
1.One and others :2,3の企業が他の競合を凌駕する図式
●マイクロソフトがOSで他を凌駕。iPhoneが他のスマホを凌駕。
●マクドナルドやスターバックスなどが、街の小さなコーヒーショップを倒産に追いやる。
●コンビニエンスストアが街の小さな食料品店の経営を圧迫する。
●ウォルマートなどを核とするショッピングモールが、地方の商店街をシャッター通りにする。
などの社会現象を生み出す。

2.寡占化で生まれるのは、一部の経営者に富が集中すること
●例えば、チェーンストアのワークスタイルの基本は誰もが働けるシステム化・均質化。
●従業員の標準化され最低賃金で雇用される。
●最低賃金、効率化による付加価値と規模の経済(チェーンストア)で生み出された利益を一部のトップに持って行かれる。

3.さらに、近年では「One and others」に新たな競合が生まれ、競争が熾烈化
●特に外食業界では、フランチャイズのフォーマットが完成され、応用しやすくなったため、参入が相次ぎ、競争が激化
●その結果、恐怖のお得合戦が始まった。
●そのお得合戦でのしわ寄せが、ブラックなどと呼ばれる企業による法律違反ギリギリの低賃金・過酷な残業生まれる結果に。
●圧倒的な商品・サービスの魅力がない業界、自ずと低価格・お得合戦でつぶし合いのほか、道がなくなってきた。

4.デフレという負のスパイラルはもう止まらない?!
(ようやく、今回のテーマ!に言及!すいません!)

●お得や商品・サービスの低価格化で喜んでいる私たち消費者にも大きな被害が。
●巡りめぐって低昇給、終身雇用・正規雇用のボリューム減少。
●日本でも老後の蓄えなどはとうてい考えられないその日暮らしの人口が増加。
●フランチャイズなどの時間給では資産形成はおろか、生活していくのも大変という層が激増。
つまり!収入が増えない、暮らしが大変なので、わかっていてもお得・激安商品の購入を走ってしまう。
!お得商品の購入は、1%の金持ちの年収をさらに増やすことにつながっています!

5.この負のスパイラルを単体の国家・政治の施策だけでは救えない?!
●日本だけ見てみると、
●かつては、自動車や家電などの製造業で世界を凌駕。
●中国や韓国などの競合もなく、巨大な富を得ていた。
●しかし、前述した国家の歳入・歳出を見ても巨大な赤字国家に陥った。
●アベノミクスの長期施策は時間がかかるので、
●短期的には、「ふるさと納税」「ふるさと割」などという国家全体のお得ブームを助長するような大バーゲン施策で、デフレに舵を切っている。
●長期的な国家戦略である女性の雇用、若者の雇用・教育、老後の生活の安定施策(経済的・医療的局面)などへの具体的な戦略がまだ、ぼんやり。

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