お客様の心に響く言葉を創ろう! 秋の足音も気にしながら、夏を売り抜こう!7月編
今月は「7月編」です。
昨年の夏の今頃は何があったのでしょうか?そう、あのサッカーのワールドカップ「南アフリカ大会」で世界中が熱気に溢れていましたね。
しかし、一転今は「節電の夏」。同じ7月でも時が違えば、人々の暮らしも変わるものです。挨拶文というのは一見、毎年同じコトの繰り返しのように見えますが、現在進行形で起こっていることを少し付け加えることがコツです。
それでは、7月の挨拶文のひな形です。
暑い日は汗をかいて、木立で休む
拝啓
いよいよ本格的な夏の到来ですね。お客様におかれましてはいかがお過ごしでございましょうか。平素は当○○支店をご愛顧いただき、ありがとうございます。
梅雨がそろそろ明ける頃、いつも気にするのが今年の夏色は、猛暑かな、それとも冷夏かなときにしてしまうものですね。しかし、今年は少しそうした風景とは異なりますね。そうです「節電の夏」です。クーラーも控え目のこの夏は何とか、猛暑だけは避けて欲しいですよね。
○○(お客様の名前)様、そこで今年の夏のクールビズ対策は万全でしょうか。聞くところによれば、今夏は「スーパークールビズ」という呼び方になりそうで、会社によればタングトップと短パンで過ごすところもあるらしく、日本の本気度が伺えました。
私は「暑い日は汗をかいて、木立で休むという季節をそのまま感じる」という日常を計画しています。緑陰に包まれながら、麦わら帽子からしたたり落ちる汗を拭いながら、麦茶をいただく。あ?風流だなと一人で悦に入っております。実際は風流さを忘れて、汗と格闘していくかもしれませんが(笑)。
そうぞ、お近くにお越しの際は当ショップで一休みにお越しください。私たちと談笑しながら、汗が引いた頃を見計らい、「節電に貢献して、お洒落もキープ」という私たちのおすすめをお楽しみいただければと思っております。スタッフ一同、○○様のご来店をお待ち申し上げております。
敬具
これから暑さがますます厳しくなりますが、くれぐれもお身体にはご自愛くださいませ。
「季節の言葉を使った事例」/夏を売り抜こう!7月編
季節の言葉 |
メッセージのコピー例 |
7月1日は年のへそ |
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梅雨明けの型 |
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夏の土用(7月20日〜8月6日) |
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ドッグデーズ(Dog Days) |
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汗のいろいろ |
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夏深し |
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夏は汗をかくべし! |
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7月の挨拶 |
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7月の季節の言葉 |
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今月の旅のきっかけ
川床、打ち水、団扇・・・日本の風情が見直されてますね。そうした昔懐かしいエコロジーをイメージする日常でふと出会った風景、旅先での体験、日々の自分の生活の知恵から、お客様を旅に誘いましょう。
●ブログなどの文章例
CO2削減、省エネ、地球温暖化の防止のために私たちも身近な生活習慣を変えることが求められていますね。
そういえば、日本古来の暮らしはエコでしたよね。暑くなれば打ち水、町屋などの長屋では、玄関を開け放しにして、玄関先や庭先に植木と盆栽、部屋は簾で浴衣姿に団扇で涼を感じる・・・そして今日は川涼みに、川床でちょっと一杯。
冷房や空調を可能な限り押さえるライフスタイルに変えていこうと私も家の前で打ち水、家に入れば部屋はグリーンで飾り、団扇を片手に読書。
そして旅に出れば、できるだけCO2の少ない電車や徒歩、自転車で移動しています。さあ、明日から北海道、オッと「マイ箸」を持参しなければ・・・!
今年の節電の夏は、現在の利便性と人工的な快適さを求め過ぎた私たちに警鐘を鳴らしているのかもしれませんね。
私も少しは自然な暮らしへと生活スタイルを変えていきたいと思う今日この頃です。
写真は
旅先で見つけた奈良団扇。篠竹の柄がすっと長めで、お洒落。シカや三笠山などの透かしの絵も粋です。 それだけで何故か涼しげになってくるから不思議です。
次回は、8月「夏の夜に小さい秋を感じる」の巻です。乞うご期待!