近松門左衛門の「心中天網島」はやっぱり文楽の最高傑作だ!

昨日(2013年4月7日)、大阪の国立文楽劇場で近松門左衛門の「心中天網島(しんじゅう・てんのあみしま)」を鑑賞してきました。
文化嫌いの橋下市長の理不尽な文楽パッシングの恩恵で劇場内はほぼ満員でした(笑)。

大阪の古地図(1691年・元禄4年当時)。
「心中天網島」の舞台になった当時のマップです。
osakamap
主人公の治兵衛の「紙屋(所在地・天神)」、遊女・小春が奉公した「紀の国屋(所在地・新地)」など、登場する店などを転記しています。

そして、心中をする道行きは点線で表しています。梅田橋を渡って、桜橋、蜆橋、大江橋から天神橋、天満橋、京橋などを通って網島の大長寺の当たりで、二人は命を絶ってしまいます。
大阪馴染みの名所が出てくるので、大阪人にはたまりまへん!!!
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