映画「人生スイッチ」鑑賞記ーアルゼンチンと日本の人生観の共通点と決定的な違い

昨日、アルゼンチン映画「人生スイッチ」を鑑賞してきました。

感想はげに恐ろしき映画という一言。名作であるのか?迷作なのか?・・・見る人によって異なると思いますが・・・見る価値はあり!

テーマは「ほんのちょっとしたスイッチの掛け間違いで、とんでもないドツボの空間へ」。

詳しい映画のストーリーはネタバレになるので、割愛しますが、ポイントは
●6つの人生模様を描いたオムニバス
●少し、切り口は日本映画の「バカヤロー!」に似ています。
 ・人生で出会った恨みのある恩師?恋人?教師?仕事仲間・・・など、巧みなシナリオで飛行機に乗せて、まとめて仕返し。
 ・山道で、前の車を乱暴に、馬鹿にして追い越したため、とんでもない乱闘に。
 ・飲酒運転の上、自動車事故を起こした金持ちのバカ息子をかばうために、使用人を犯人に仕立てる
  → その結果、秘密を知った検察・シナリオをつくった弁護士・身代わりの使用人が、金の亡者に変貌!
など、など、とてつもなくエゲツナイ、人間の欲の塊、救いようのないエゴがぶつかり合い、スパークする、とんでもない映画です。

ブラックユーモアーが全編にあふれ、残酷シーンも多く、ロマンス好き、「アナと雪の女王」好き派の人は絶望の淵に追いやられるでしょう。

最後に、希望の道を示す光明もなく、見方によれば、「カタルシス-悲劇を見ることによってひきおこされる情緒の経験が、日ごろ心の中に鬱積(うっせき)している同種の情緒を解放し、それにより快感を得ること。」もゼロの映画。
でも、感動する人もいるし、爆笑!した人もいるようですので、一概には言えませんが・・・!

この作品が、アルゼンチンでは「アナと雪の女王」の興行成績を遙かに凌ぎ、同国の映画賞を総なめしたというから驚きです。

生チョロい日本人、戦争は今のところ避けられ(将来はありそう?)、テロも少ない(比較で)、誘拐の数もアルゼンチンの非ではない、虐められたら、虐められ放しの弱々しい精神世界に陥った日本では考えられないグロテスクな映画でした。

私の感想は、これは南米サッカーだと思った次第です。

アルゼンチンをはじめ、シメオニ(ベッカムをワールドカップで罠にはめた選手)、スアレス(噛みつき魔)などの猛者ども、南米選手権・準々決勝のチリ VS ウルグアイ の喧嘩ファイトを見た時と同じような感覚に陥りました。

でも、見る価値はありますよ!

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