つい、先日お正月と思っていたら、もう弥生の3月ですね。

今、日本も世界も大局的な面でテロや政情不安、個人的な視点でも貧富の格差の拡大など、深刻な問題に直面しています。

が、個人的にはどうすることもできないことをくよくよ考えていても仕方ないですよね。まずは目の前の自分、家族、仕事の課題をクリアしていきましょう。

私はしばしば苦しいと思った時に、思い出す言葉があります。それは、
「楽せんと 楽する楽 は楽ならず」・・・「楽は苦の種」「苦は楽の種」という言葉です。
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大阪天王寺の「合邦辻閻魔堂(がっぽうがつじ えんまどう)」ー聖徳太子の開基したという寺ですが、一歩中に入ると、「このメッセージ」が目に入ってきます。

その寺のご本尊は閻魔大王様!・・・しかも「脳の本尊」だそうで頭や脳、目、咳など頭の部分の病気を御利益があると言われています。

何故か?浄瑠璃や歌舞伎の「摂州合邦辻(せっしゅうがっぽうがつじ)」の主人公の俊徳丸の目の病を直したとも言われるその神力・・・事の真偽は定かではありませんが、閻魔大王さんは怖いばかりではなく、悪人には厳しく(嘘をつくと舌を抜くぞ!)、善人にはチャンスを与える人なんですな。

それはともかく、私は「楽は苦の種」「苦は楽の種」という「楽」という言葉に注目しました。

「楽」には、「ラク」という意味と「楽しい」という意味の二つがあると思いますが皆さんはどちら派ですか?

私はもちろん「楽しい」という意味が好きです。「苦」の時に知恵を絞って、「楽しく売る」・・・・そのためにはお客様に喜んでもらわなくっちゃ!ね。

苦あれば、楽あり、物事ずっとうまくいくことなんかありえません!厳しい環境下でも売る仕組み、売れる体力をつけるために知恵を絞りましょう!

それでは、3月の挨拶文の見本です。
■季節の挨拶文(3月)

田中 ○○様


3月は年の朝、胸ときめく季節ですね。

日増しに春らしくなってまいりました。お客様におかれましてはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。平素は当店をご利用いただき、厚くお礼申し上げます。

さて1年を1日に例えると、「3月は年の朝」だそうです。真夜中の冬至と正午の夏至の間の春分が、ちょうど午前6時の夜明けなんだそうです。「3月は年の朝」と誌で詠んでいるのはロシアの詩人プーシキンで、ロシアの人たちは、厳寒の中で少しずつ日脚が伸びて、光が強くなるを人生の喜びとして感じていたのですね。

そう聞くと、私たちも負けていられません。まだまだ三寒四温、冷え込む日もありますが、少しずつ強くなる光に比例して、マフラーや毛糸のセーターを脱いでいくほどに、春の喜びを感じる今日この頃です。

夜が明けていくような季節、何か始めようか?何か良いことがありそう!・・・などと、期待に胸ときめき始めませんか。そうお感じになれば、同封のパンフレットをご覧いただき、お気に入りをマークして、当店にご来店くださいませ。スタッフ一同、○○様のご来店を心よりお待ちしております。

敬具
0000 年3月吉日
ショップ名
季節の言葉 メッセージのコピー例
3月の言葉
●自然:春の入り、解凍、終雪、春荒れ、春雨、三寒四温、ヒバリ、テントウムシ、つくし、雨、ねこやなぎ、桜
●季語:春の雪、春雷、春雨、陽炎、水温む、春の山、春社、三月尽、
鷹化して鳩と為る、龍天に登る
●誕生石:アクアマリン(沈着、勇気)


●誕生花:菜の花(快活)、勿忘草(私を忘れないで)、もくれん(崇敬)


●時候の挨拶:早春、浅春、春暖、春色、春雪、解氷、春雨、麗日、桃の節句
、春分、春の彼岸、卒業



●魚:目抜、ほうぼう、さより、蛤 (はまぐり)、さざえ、浅蜊 (あさり)、鰊 (ニシン)、虹鱒 (にじます)、海雲 (もずく)、小鰭 (こはだ)

旧暦と季節
3月は旧暦で言えば如月(きさらぎ)と弥生へと移る季節とか。語源を調べてみると如月は「衣更着」、植物が芽生える「萌揺月(きさゆらぎつき)、陽気が発達する「気更来」。弥生は「草木弥生月(くさき・やよおいつき)」らしいです。本当に倭の国・日本の語源を調べると、目から鱗、季節の動きを敏感に捉えて風流に表現していますね。

とは言いつつも、衣も植物もそして気や光も順調に次なる季節には向かわないもの、進んでは戻ったりと3月は気持ちも移ろい気味。でも春の装いをイメージすると気分は春爛漫。そんな気持ちをお近くの「ショップ名や担当者名」でお話くださいませ。スタッフ一同、お客様のお越しを心よりお待ち申し上げております。

ライオンと子羊が同居する春
英語の諺に「三月はライオンのようにやって来て、子羊のように去る」という言葉があるそうです。ライオンは温帯低気圧で春の嵐を差し、子羊は移動性高気圧による「うららかな天気」だとか。

そう言えば、日本でも春嵐、春荒、春疾風とか嵐の季語が多いですね。でもそれが過ぎれば、のどかな春、うららかな春、清明の季節がやってきますね。

手のひら返しの春
徐々に暖かく、順調に春に向かいつつあるなと思ったら、突然、厳冬に逆戻り、昼はポカポカ、今日の花見は薄手のカーディガンと思ったら、春の嵐に遭遇で雨に風にやられる!・・・こんな経験がありませんが、この現象を三寒四温という定番の言葉を超えて、対馬のことわざでは「手のひら返し」と言うそうです。

ですから、え〜、話が長くなりましたが、春のお出掛けはセーター、スウェットなどの防寒着、雨具をお供にして出掛けましょう!でも手のひら返しは気候だけではなく、日常でも頻繁にありますが、ここでは書けませんので、またお店でコソッとお教えいたします(笑)。
(笑)。

彼岸の風景、さまざま
札幌では深い雪をスコップでかき分けてお線香をあげ、
東北では雪の着色した色鮮やかな造花をとなえ、鹿児島では霊園がお花見のようにレンギョウやアカシア、クスの若葉が咲き誇るそうです。

違う場所へ行き、ふと偶然そういう風景に出会うと心が洗われる時がありますね。私たちの現在の繁栄を支えてきた古の人への感謝もそういう時にめばえる私です。それが私のもう一つの旅の効用です。

日永
永き日をさえずりたらぬ雲雀(ひばり)かな 松尾芭蕉
先日、そういう句を雑誌で見かけてほのぼのしました。春分を過ぎると昼が夜より長くなり、日の出ている時間が普通より長くなる、だのに雲雀は日が沈んでもまだ鳴き足りぬのか、という意味なのでしょう。本当に風流だなと感じました。日の長さや小鳥のさえずりのありがたさをより身近に感じる自然への旅に出掛けたくなりました。
東風(こち)
「夕東風や海の舟ゐる隅田川」と詠まれたくらい、東風は春を告げる風だったそうですね、その昔。東風とは春に東からそよそよと吹く風とのことですが、ビルが乱立している都会では、どれが東風や西風やら、でも少し温かくて爽やかな風だったら、東風としましょう!で感じたら、旅に出ようっと!
3月の挨拶言葉
●初春の候、浅春の候、早春の候、浅香の候、春色の候、雪解の候、仲春の候、若草萌ゆる候
●寒さも緩み、日増しに春らしくなってまいりました
●日増しに温かさを増し
●桜のつぼみもふくらみ
●野に山に春の色が濃くなって
●木々の緑日毎に色めく季節
●早いものでもう奈良の二月堂の御水取の季節となりました
●庭遅咲きの紅梅ももうほころびはじめました。
●日の光、雲のようすには春らしさが感じられ、心までうきたつ季節
●高校野球の球音が聞こえるようになると、春たけなわの感が強くなります

■ブログ執筆者 近江 業務案内

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