その昔、散策したパリ マレ地区 – パリ襲撃テロの惨劇のエリアだった。

先日、フジテレビジョンの「報道局」より、私のYouTubeにアップしている“パリの温故知新「マレ地区歴史散歩」”をニュースで、活用させて欲しいとの電話がありました。

フジテレビ?本当かな?と思いつつ、その理由を聞くと「テロリストに襲撃されたバタクラン劇場やレストランなどは、マレ地区にあり、そのエリアの平穏な時の写真や映像を紹介したい」とのことでした。

もちろん、拒否する理由は別にないので、「どうぞ、ご活用ください」と返答しました。私の映像そのものは、2日間ほど、ほんとに短い時間で流されていました。

それはともかく、あのレトロでお洒落、17世紀の中世の建物をそのままリノベーションしたギャラリーやブティック、博物館が街を彩るマレ地区が、主戦場となっていたことに、愕然としました。

どうも、ルーブルやシャンゼリゼなどの有名スポットに比べ、警備が手薄な、若者たちが日常を楽しむエリアを狙った、どのような言葉をもってしてもISの卑劣さは表現できないが、一人の人間で密かに増殖する癌細胞のように、善と悪、表と裏の存在は、未来永劫続くであることは事実でしょう。

日本人が幼少の頃より、受けてきた教育からはとても想像できないISの思想ですが、小中学生時代に人の不幸や悲劇、人が悲しむのを見て快感を覚える生徒が、クラスにも一人や二人は居たはずである。

ISやアルカイダなどのテロリストは、そうした闇の世界をもつ人間が集まり、さらに闇の因子が有機的に結びつき、とてつもなく巨大なブラックホールを形成していっているのだろう。そして、誰もが人間の心に潜む悪を巧みに引き出し、洗脳していくスキルに、恐ろしさを感じてしまいます。

しかも、敬虔な信者や社会の底辺で刹那的な思想が蔓延する移民地区の若者をターゲットに、洗脳していくプロセスに末恐ろしさを感じます。

最前線でジハードを行う若者の多くは、政治的な思想などなく、無垢、「神に選ばれし者、神に召される」と信じて疑わずに、自爆していくという記事もありました。

また、実際に拘束されていたというフランス人記者の記事では、「ISの戦闘員は幼稚で、無邪気で、ゲームを楽しんでいるように感じた」と記しています。そして、彼らが最も恐れるのは、ドイツのように、シリアからの難民を積極的に受け入れ、難民たちが安堵するシーンだとか。

従って、テロの後、混乱に陥り、「ISを撲滅する!」といきり立っている欧米諸国の首脳たちの姿を見ると、歓喜に包まれるという。

つまり、対立軸は激しくなれば、なるほど、ISの心は躍り、エネルギーが溢れ出るらしい。

こうした対立構造、憎しみの連鎖はいつまで続くのでしょうか?

ゼロになることは、不可能でしょう。しかし、確率を下げるのは戦闘ではなく、闇の世界のネットワークと資金源の遮断、中東の宗教的混乱の和解(難し過ぎますが)、世界的な格差の是正など、いろいろな手段を講じていく必要があるのでしょう。

でも、最終的には、心の教育〜心の奥に潜む闇を抑制するスキル、そうした闇を善のネットワークへと変えていくための社会の雰囲気をつくっていくことが最も大切なような気がします。

いずれにしても、パリをはじめ、理不尽なジハード、テロ行為で犠牲になった方々に、心から哀悼の意を表します。

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